日記かもしれん

2020/09/27

①可愛い大学4年生の日記。


家族のことや恋人のことを一切忘れて、就職活動をしよう。お金が必要だ。アルバイトを探すような感じでやるといいんじゃないか。プライドをもって働いて、お給料をもらって、それで精一杯好きなことをしよう。自分で全部やれば誰にも文句は言われないし、誰かにあげるプレゼントにはもっと愛情がこもるだろう。働いてもらったお金で本を買って、旅行に行って、文化に触れて、可愛い便箋を買って手紙を書こう。

 

 

 

②2012年11月21日の日記


恋人と会う前の日は、髪の毛とまつげと眉毛以外の毛という毛を全部剃る。

会ってもセックスするだけ。ご飯食べて、セックスして、寝る、だけ。セックス以外何も知らないくせに、好きだとかずっと一緒にいようねとか、恋人のような事を口にする。

わたしたちは恋人ではない。セックスフレンドだ。絶対。

セックスをして、そのまま眠って、夜中に目が覚めたら、隣に寝ている恋人がライオンになっていた。

 

 

 

③2012年12月卒業論文をつくっている時の日記


新刊だけでは情報が足りないというようなことを古賀さんはおっしゃっていました。おでんにジャガイモが入っていて驚きました。初めて食べたんだけど、凄く美味しかったです。古本屋をバカにするなよ。おいおい。古本のコレクターと古本屋さんの心理の相違。古本屋さんの形態。電車の窓にうつった自分を見て驚いた。かなり老けてた。明日も明後日も来年も十年後も、四十五年後も頑張ります。やりたいようにやります。

 

 

 

④?


例えばここから誰もいなくなって、時間と私だけになってしまっても、私と誰かの今までがあれば、ドキドキしたり、胸がいっぱいになったりできるんだと思います。

 

 

 


「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。」(『コリントの信徒への手紙一』13章1節)